3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

雰囲気が良い職場をつくるまで

職場の空気を良くする人
さて、お前がいると空気が明るくなるからよろしく!!、と上司に指示され、気分最悪のプロジェクトばかりに飛ばされる僕が参上しましたよ。 問題は、周りを明るくすることと、自分の心情が明るい、は別だということ

上記のコメントに反応があったので、雰囲気が良い職場をつくるために自分がやっていることを書く。

単に雰囲気を良くする、とは言っても段階がある。
オチを先に言うと、雰囲気を良くするには、仕事の不安も減らさないと明るくならない、ということ。
ピリピリしたやりたくない仕事をやっているから、周りを見る余裕もなくなり、職場の空気も悪くなるんですよ。

[1] 普段日常的に顔を合わせる人に対して〜心のハードルを下げておく。

  • あいさつをマメにする。全員に対し1回でなく、目を合わせて1人1人に対し行う。あいさつは、特に意味が無くても話すことができる魔法の言葉。
  • 「すいません」の多くを「ありがとう」に言い換えてみる
  • 昼休み等の休み時間に意味もなく話しかけてみる。話しかける理由は「僕が暇なんで相手してください」。
  • 昼ご飯は決まった人と一緒に食べない。「ぼっちなんで一緒に食事に混ぜてください」と混ぜてもらう。飲みゅにけーしょんは長くて大変だが、ランチコミュニケーションは時間も限られてて楽だ。人と飯を食べる気分じゃないときは1人でご飯を食べる。
  • 感情を素直に出してみる。へこんだら、「へこんだ」。楽しいなら「楽しい」。楽しくなくてへこんでるのが嫌になったら「明るくしたいよ」。笑顔は大切だが、いつも笑顔だと疲れるので、喜怒哀楽を楽しむ。
  • 以下のリンクのうち、1.ちゃんと話を聞く、だけをしっかりやればOK。ちゃんとできない人が多いので。素晴らしく「聞き上手」な人が持っている5つのスキル : ライフハッカー[日本版]


ここまでをやっても、正直あまり雰囲気は良くならない。
各個人の気分が少しが晴れるだけ。
意味がなくても話せる距離感を作っておくのが最大の目的。
これが[2]への布石になる。

[2] 仕事で関わりのあるメンバーに対して〜仕事の内容に対する声を聞き出す。

  • 仕事の内容に関しては指摘をガンガンはっきり言う。ただし、その場にいない人のことに対して。いなくても最後はちゃんとフォローする。いるときは褒めまくる。いなくなったら、こんな感じで言われるよ、僕のことも言っていいけど秘密にね、と念押し。裏と表の顔をはっきり作る。
  • 休み時間の合間とかに「ぶっちゃけこのままでいいんですかね?僕は○○が××だと思うんですけど」と、自分の意見とともにその人が仕事に対し普段思ってることを探ってみる。そもそもここまでをやっていると、何もやらなくても不平不満が集まってくる。
  • 仕事の内容に対しての不平不満が貯まったところで関係者集めての座談会を開催。座談会の内容はメモ。
  • メモをベースに不満や問題点を図に分かりやすく取りまとめる。システム開発の場合、鳥瞰図とかはよく使う。

[3] 上司に対して〜不平不満のとりまとめた結果を共有して是正を求める。

  • 不平不満を取りまとめた内容をベースに上司と相談。結果を共有して是正を求める。
  • 基本的には、上司はすぐに動かない。そもそも動けない上司だったために、悪い空気を作っている場合が多い。
  • 上司に対し動けない場合、"さらに上への上司"への報告するとの予告、是正の戦略の相談、等を実施。これを期限と目標値を決めて計画的に進める。

ここまでの[2]の途中あたりから、このまま行くと良くなるかも!?、という期待から職場の空気が少しずつ良くなってくる。

・・・・ここまで書いて疲れてしまった(゚д゚)=3
実際には[3]の途中で、"さらに上への上司"の勅命で空気の悪いプロジェクト・職場へ飛ばされることが続いてる。
空気が良くなってもすぐ空気が悪いところに飛ばされてはたまったもんじゃない。
これをやってると、良いことも悪いこともたくさん起きて精神的に疲れてしまう。

疲れてても元気そうにみえてしまうようなので、最近は疲れたらすぐに会社を休むようにしてる。
休みまくらないと、上は気づかないので。

愚痴はまだまだあるけど今日はこれぐらいで。