口内炎が痛い。きっと野菜が高いせいだ。
口内炎ができてはや1週間あまり。口の中が痛くて、眠りも浅いし、食事のモチベーションも落ちてる。子どもの頃は、口内炎ができたことがばれると、家の畑から採った野菜をボールいっぱいに出され、マヨネーズをかけて強引に食べさせられていた。そのせいか未だに生野菜食べないと直る気がしない。
— Yusuke Makino (@mak_in) 2015, 9月 9
以上は要約。
口内炎ができて1週間あまり経つのだが、未だに治らない。
そろそろ生活にも支障をきたし始めている。
口の中が痛くて、なかなか眠れず、起きても眠った気がしない。
口の中が痛くて、食事が楽しくない。
食事が楽しくない、というのが地味に問題で、ワイフに「今日なに食べる?」と尋ねられると、この1週間は必ず「ワイフが好きなモノなら何でも良いよ」と答えてしまっている。
おかげで、「機嫌が悪いの?」とか「何か不満があるなら言ってくれない?」などワイフに色々言われ、夫婦仲も微妙にギクシャクしてめんどくさかった。
口内炎のせいで、気分が上がらない、色々めんどくさく感じる旨を伝えて、ワイフはようやく納得してもらえたが、そのプロセスがまた面倒だった。
これも全て口内炎のせいだ。
口内炎ができてからというもの、軽く軽食した際も含めマメに歯磨きをしたり、ビタミン剤を飲んだり、寝る前に口内炎用軟膏を塗ったりしているのだが、未だ治らず。
色々つらい。
子どもの頃、母に口内炎ができたことがばれると、母は家の畑に野菜を取りに行った。
そして、晩ご飯には口内炎の子どもの前には大きなボールとマヨネーズが置かれ、中には採った野菜が大量に入っていた。
そのボールに入った大量の野菜を強引に食べさせられていた。
マヨネーズが染みて痛かった記憶ばかり覚えている。
痛かった記憶の生野菜サラダボウルだが、大人になって一人暮らしをしてもその習慣は抜けず、口内炎ができると、レタス1玉とトマト2玉を1食で食べるようになった。
口内炎にはビタミンBが効くらしいので、実際にはサラダになるような野菜よりもレバーや肉、魚に多く含まれるので、実はあまり効果ないはず。
しかし、ボールいっぱいの野菜を食べると、自然と口内炎が治るのだ。
もうこれは儀式と言ってしまっても良い。
結婚してからすぐに同じことをしたら、数日で野菜室の野菜が全て無くなってしまう、とワイフに怒られてしまった。
あの頃はまだ許してくれたが、今は野菜が高い。
ビタミン剤を薦められ飲んでいるが、いっこうに治らない。
儀式をやっていないから口内炎が治らないのだ。
これも全て儀式に必要な野菜が高いせいだ。
きっと。