3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

「産後、夫が使えない!」という妻は仕事を抱えすぎの正社員に似ている


「産後、夫が使えない!」というときに。 - スズコ、考える。


以上は要約。
一連の「子どもが産まれたら旦那は学生新人バイトと思え」の流れやスズコさんのブログを見て、常々思っていたことを書いてみる。
旦那が「新人バイト」と近いなら、妻は「抱えすぎの正社員」に近いよね。
旦那だけ、妻だけが悪い、というわけでなく、両者がちゃんとコミュニケーション取れていないことがダメだよね。

ってことを言いたいだけなので、妻批判じゃないです。夫婦批判です。

旦那が「新人バイト」に似ているなら、妻は「抱えすぎの正社員」に似ている。

抱えすぎの正社員、昔からお仕事であるやつです。diamond.jp

「自分には苦もなくできることが、どうしてできないんだ」という感情を抱きがちで、つい「教えているより、自分でやってしまったほうが早い」と一人で仕事を抱え込む傾向があります。
その結果、さらに忙しくなり、部下の面倒を見る時間がどんどん少なくなっていくという悪循環に陥るのです。

まさに、子育ての悪循環と同じ構図ですね。

適切なコミュニケーションを取れていれば、問題は大きくならない

これに対する解決策として、記事中はこう書いています。

 たとえ一時的に、上司個人の目標達成率が落ち込んでも、焦る必要はありません。安易に部下の仕事を代わってやるのではなく、適切なコミュニケーションによって、パフォーマンスを引き上げることに注力したほうが、1年2年単位ではチーム成績を底上げするはずです。結果として、上司の会社からの評価も高めることになります。

適切なコミュニケーションを取れ。
当たり前の話です。
そもそも、何故産後夫が使えないかというと、普段からやってないからできないのです。
事前にコミュニケーションを取り、普段から夫婦でやるようにすればいいだけのこと。

「新入正社員」の妻に、実現するのは難しい

当たり前なのに何故できないか。
妻を「抱えすぎの正社員」と例えたけれど、正社員は正社員でも初めての子では「新入正社員」だということ。
子育ては人生をかけたビッグプロジェクトなのだ。
簡単にできるはずがない。
自分のことが精一杯で、バイトのことを気にかまっている余裕などない。

察して欲しいなら夫婦で会話をしよう

旦那を「新人バイト」、妻を「新人正社員」に例えたが、そもそも夫婦は対等なはずだ。
この差が生まれるのは、社会的な習慣や従事する時間などによるものだが、対等であることを忘れてはいけない。
妻は夫に「やって欲しい」というと嫌がられるから言いたくない。
夫は仕事で疲れているからやりたくない。
子どもは夫婦で育てるのだ。
その目的のための落としどころを探すことを逃げてはいけない。

僕ら夫婦の場合〜ワイフの言うことを聞かず、家事・育児を奪う

色々かっこいいことを書いたが、そうはいっても難しいよね。
ということで僕ら夫婦のことを軽く書いてみる。
まず、前提として。

  • 僕自身、4人兄弟の長男で子育ての大変さも体感的に分かっていた。
  • ワイフは完璧主義者で何事もちゃんとやらないと気が済まない性格。

以上のことから、子どもが産まれる前から、ワイフが育児ノイローゼになる予感がしており、気にかけてできるだけ会話するようにしていた。

しかし、出てくる言葉は「大丈夫、やるとかえって気になるからやらないで」。
一方で、疲れたそぶりや言動、急に不機嫌になって僕に八つ当たり。
やったらやったで文句。
何もしなくても、こっちまで疲れてしまう。
家事の量を減らす、育児の手間を減らすことを提言したが、妥協するのも絶対嫌だ、とのこと。

最初はそれでもワイフも頑張れていたので、そのままにしていた。
まず第一にやったことは、できるだけリフレッシュしやすい環境づくり。
具体的には、冷蔵庫には常にワイフが好きそうなスイーツを2,3個ストックしておく。
イライラしてきたな、と思った瞬間に、「スイーツいる?」と聞いて出す。
このスイーツ大作戦は、結婚してから続けているが、産後は特に強化して実施し、スイーツだけで月2万円近く僕のお小遣いを使うこととなった。
段々、僕の財布事情も辛くなってきたので、手作りスイーツにも目覚めてしまった。

ただし、スイーツ大作戦は状況をごまかすばかりで、根本解決にはならず、数ヶ月で破綻し、ワイフのストレスは最高潮に。

仕方ないのでやったことがワイフの言うことを聞かず、家事・育児を奪うことだった。
食事、洗濯、掃除、気づいた家事をやる。
そこでワイフに文句を言われても、一切聞く耳を持たない。我流でやる。
自分でもやるのが面倒なら、ご飯は買ってくる。洗濯はクリーニング、コインランドリーで。

息子に関しても、ちょっとした時間に、抱っこ紐で背負い、外に出かける。
1時間ぐらいワイフから離すだけでもずいぶん違う。
おむつは気づいたら変える。
ご飯は特に色々気を遣っているので、ワイフに任せる。

以上を自分がいる時間やるようになっただけで、ずいぶん良くなった。
当初の「夫婦で会話をしよう」とは外れるようにも見えるが、

  1. 異変に気づくことができた
  2. スイーツ大作戦の継続効果の切れ具合も分かった
  3. ワイフからの感謝やフィードバックもあり、僕のモチベーションが高くなった

など、今の状況にいたるまでの改善プロセスが踏めたのは、マメに会話をしていたからこそだと感じている。

マメに会話するには、夫婦の最たるコミュニケーション(*´ω`*)σσニャンニャン)を普段から欠かさないことが何より大切です。
皆さん、(*´ω`*)σσニャンニャン)しませう。

以上