3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

我が家の濃厚カレーのレシピ

以上、要約。

はじめに

我が家では、ワイフが「○○食べたいな~」と言う=僕が作る、の料理がいくつかある。
特にカレーはワイフから評判が良いので、紹介する。

これは、とあるバーで出していたカレーを僕が真似ようと作ったもの。
バーのマスターがカルフォルニアの高級ホテルで食べて感動したものを再現した、とのことなので、コピーのコピーになる。

そもそも、このカレーの味、風味は家庭でのカレーとは異なり、完全におつまみ用カレーだ。ワインとよく合う。
食べてから口のなかで、甘み→旨み→辛みの順で変化していく。
参考にしたカレーほどの美味しさまで達していないけど、この味の変化は再現できていると思う。

以下、レシピを書くが、写真は面倒なので、気が向いた時に補足していく。

材料 (2,3人前)

  • 肉 150g (お好みでおまかせ)
  • 玉ねぎ    中2個
  • にんじん  1/2本
  • じゃがいも 中1個
  • サラダ油大さじ1
  • 水350ml
  • 市販のカレールー辛口 1/2箱(5〜6人前分)

(以下あればアレンジ用に)

  • コンソメ(固形)1枚 (スープ用に)
  • ワイン 少々(肉を炒める用)
  • おろしにんにく、おろししょうが 少々(玉ねぎを炒める用)

ポイント:

  1. ベースは市販のルーの箱裏面記載の通りに作る。
    隠し味は無し、入れてはいけない。
    元々、市販のルーは味のバランスが取れているので、隠し味をいれるとバランスが崩れる。
  2. ルーは辛口にする。普段は中辛だが、玉ねぎの量を増やして甘めにしてあるので、このレシピで作ると辛口のカレールーでも食べれる。
  3. 玉ねぎは1.5〜2倍。
    甘み→旨味→辛みの味の変化を持たせるため甘味を出す玉ねぎを増やす。
    具は適当。ただし、トマトを使うと酸味と甘みが強くなりすぎるので注意する。
  4. 水は記載の半分、圧力鍋で高圧10分程度熱する。

我が家では、カレールーにはジャワカレーの辛口を使うことが多い。他者のルーでも問題ないので、あとは好みで。

ハウス ジャワカレー 辛口 185g

作り方

材料を準備

肉は食べやすい大きさに角切り。
玉ねぎは甘味を増すため半分みじん切り、具として食べる用に半分くし形切りにする。
じゃがいも、にんじんは食べやすい大きさに。

みじん切り玉ねぎを炒める

フライパンにサラダ油を入れ、みじん切りした玉ねぎを入れて炒める。
(この時おろしにんにく、おろししょうががあれば一緒に炒める。)
玉ねぎがあめ色になるまでよく炒めるのがベストだが、色が変色し始めたぐらいでもOK。
炒めたみじん切りした玉ねぎを鍋にいれる。

材料を炒める

フライパンにサラダ油を入れ、肉、くし形切りした玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを炒める。
(この時ワインがあれば肉を炒める際に入れる。)
炒めたら鍋に入れる。

水を投入

フライパンに水をいれ、軽く沸騰したら鍋に入れる。
(この時コンソメがあれば入れて溶かす。)

圧力鍋で加熱

中火で加熱し、高圧になったら弱火に変え、圧力鍋で高圧10分程度熱する。
圧力鍋を使うのは、水分量を少なく、野菜の甘味を引き出すため。

あら熱を取る(ちゃんと温度を下げる)

加熱をやめたあと、30分以上は放置し、あら熱を取る。
具に味を浸透させるため。

再加熱、あら熱でカレールーを溶かす

あら熱を取ったら、再度加熱して、沸騰し始めたら火を止める。
その状態で、市販のカレールーを鍋に入れ、10分以上放置する。
時間が経過したら、鍋をかき混ぜる。
カレー粉に含まれる片栗粉がダマになるのを防ぐ。

再加熱、カレールーを馴染ませる

再度、中火で5分程度加熱する。

以上で、我が家の濃厚カレーのできあがりである。

食べきれないときは

加熱→あら熱を取るを繰り返すと、味が浸透し美味しくなるが、雑菌の繁殖も捗るので、翌日以降に食べる場合は冷蔵庫で保管しておく。
保管するときは、1食分単位で分ける。

食べる時はレンジで温めて食べる。鍋で加熱しないこと。

最後に

このレシピの長所でもあり短所でもある点は、市販のカレールーを通常より倍量に消費すること。
市販のカレールーは、だいたい1/2箱(5〜6人前分)で分けられているので、夫婦2人だけで食べるには量が多すぎるけど、濃縮され量が減るので、簡単に食べきることができる。
ワインに合う大人なカレーになるので、一度騙されてみて作って見て欲しい。

市販のカレールーと玉ねぎの甘さを濃縮させるレシピは、クックパッドや他のサイト、料理本で見たこと無かったので書いてみた。
今度、時間があって、写真も撮れたら、料理サイトにでも投稿してみようと思う。