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3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

ハロウィンは卒業した。

honeysuckle.hatenablog.jp

ここ数年、ハロウィンがブームが来てるなーと感じる。
日本にいると、テレビとか何らかの形でコスプレを観る機会が結構あるけど「自分でやるのは・・・」と思いつつも興味はある人らのニーズ、あと飲食店やレジャー施設側のニーズ、その他諸々が合ってしまったから、このブームが来ているんだろう。

でも、僕はハロウィンを卒業した。
卒業、ということは在籍してた時期もあったわけで。
その頃の思い出を少し語ろうと思う。

僕が特に積極的にハロウィンに参加してたのは、2009年/2010年。
当時は、まだニュースになるほどのメジャーなイベントでなく、名古屋ではクラブやバーなど男女が集まるヤラしい場でしか行われていないコスプレイベントだった。
そのため、コスプレのレパートリーも現在のようなアニメ等のキャラクター重視のものでなく、サンタや看護師、警官など制服でやる人がほとんど。
アニメキャラで見かけるとしても、ラムちゃんぐらい。
つまりは、ただのヤラしい夜会だった、というだけの話だ。

2009年の思い出:巫女さんで柿を献上

10/31の夜、行きつけのバルでPM11:30からハロウィンパーティーだった。
彼女(現在のワイフ)と一緒に参加することに。

僕は、デスノートをやってた頃の松山ケンイチに似ていると言われ、簡単なので小物を用意し、クマを塗り、Lをやることに。
彼女は、和装で一度来てみたかった、という理由で、巫女の衣装を着た。
今も昔も二人で合わせる気は皆無である。

コスプレの衣装合わせ、メイクなどは僕の部屋で行うことに。
着替え、メイクも終了し、二人とも気分がハイに。
ワイワイ騒いでたら、玄関のチャイムが。
下の部屋の住人である齢40ぐらいのおじさんがブチギレて怒鳴り込んできた。
「夜中に騒ぐんじゃねぇ!!」
僕は「すいません」と平謝りし、ひとまず帰ってもらった。

僕の住んでたのは、会社が借り上げているマンション。
下の部屋の住人ももちろん会社の先輩だ。
一度も顔を見たこともない直接仕事に関わりのない人なので問題ないが、気分を害したままだと、後々面倒なことになりかねない。

そこで、目に入ったのが、実家から持ってきていた「富有柿」。
普通に売ると、そこそこなヤツなので、これを持って謝りにいくことに。
ピンチの時ほど先手必勝だ。

僕は彼女を連れ、下の部屋の住人を訪ねた。
「今日はハロウィンでこれから仮装パーティがあり、気分が盛り上がりすぎて騒ぎすぎてしまいました。
 以後、無いようにいたします。これは僕の実家の名産品です。お気持ちとして受け取ってください。」
「おぉ、おぉぅ、俺も感情的に言い過ぎたよ。すまなかったね。気にしなくても良いよ」
下の部屋の住人は、僕の話はほぼ聞いていなかった。
僕の後ろにいる彼女の巫女さん姿をガン見で呆気にとられていた。

作戦は大成功。
彼女の巫女さん姿に混乱して、なし崩しに許してもらえる、という狙いは的中した。

後日、、、、
下の部屋の住人は、単身赴任で名古屋に来たばかりの方だったらしく、職場で馴染むための持ちネタとして、
「夜中うるさいから注意しに行ったら、巫女さんが謝りに来た!!」
とコンパクトにまとめ、使いまくったらしい。
おかげで、それから1年ほど、下の部屋の住人と同じ職場の方々に、僕は「巫女の人!!」と指をさされることとなった。

2010年の思い出:変態紳士

要約以上。

踏み入れてはいけない領域に、近づいてしまった危機感があったあの夜。
いつも、僕にお酒をおごってくれるおじさま連中が、「やるよね?」と圧をかけてきたので、やらざるを得なかった仮装。
エッチなグッズを売っているお店に行き、全身網タイツとふんどしONLY、男性TバックONLYの中から3択を迫られ、泣く泣く了承した。item.rakuten.co.jp
こんな感じのヤツで、もっとスケスケのやつである。(商品だけなのでリンク先にはエッチな画像はありません)

黒のパンツを履き、全身網タイツ。恥辱に耐えきれないので、仮面をして参加。
乳首のところにキャンディを挟み、右の乳首を指さし「 Trick? 」、左の乳首を指さし「 or Treat? 」。
そして、乳首に挟んだキャンディを取り出して渡す。
レイザーラモンHGに無心でなりきる。なりきらないと、恥ずかしくて死んでしまう。HGは偉大だ。
会場にいる女性にこれで声をかけまくる。

みんなテンションがおかしくなっているようで、この地上最悪に下品なネタに爆笑し、「男なのにちゃんとやるなんて偉い」「一緒に写真撮ろう」と何故か好感度アップ。
ワケが分からない。
実際、コスプレしているほとんどが女性。
そうだ、僕は花火を見に行くときには必ず浴衣を着ていく男なのだ。そして、女性の方が私服、という経験を何度もしている。
恥辱に負けずに頑張れるはず。

一通り、声をかけて、空気も暖まったところで、仲間らが「別のハロウィンパーティ会場にも行こう!!」
名古屋駅の周辺の会場に歩いて移動することに。
ほぼ着ていない僕がそのままの格好で歩けば、警察官に止められるのは必至である。

コートだけを上に着て、移動。
ズボンなどは何もはいていない。
コートから出ているのは、僕のすね毛の多い生足と革靴である。
普通に見たら、変質者が獲物を探して彷徨いている姿にしか見えない。

名古屋駅周辺なので、なんやかんやで、人はいる。
サラリーマンやOLが向かいからやってくるだけで、動悸が治まらない。
なのに、ズボンを履いていないので、股間がスースーして、妙にクールになる自分もいる。
冷静と情熱のあいだ
ここでコートを開いたらどうなるだろうか。普通に前を開けたまま堂々と歩いちゃえば、気がつかないんじゃね?そのまま歩いたら気持ちいいんじゃね?そもそもコート脱いでも大丈夫じゃね?いやでも寒いし。寒いなら走っちゃえば問題無くね?
誘惑が頭をよぎる。

迷っているうちに、次の会場についてしまった。
次の会場に着いた後も、移動中の高揚感が冷めやらず、全力で盛り上げまくった。
あの高揚感は、人生で体験したことのないもので、一度ハマッてしまったら抜けられなくなるのでは?という恐怖感さえ覚えた。

次にやったら、誘惑に打ち勝てる自信がなかった。
僕はハロウィンを卒業することを決めた。

以上

(遅筆なのでこの記事を書くのに、2時間程度かかりました)