3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

マクドナルドを子供、若い人、サラリーマン、老人、みんなが楽しめる場所にしたい。

だいぶ前に別の場所で書いてた文面が見つかったので転載。(2010年3月17日に書いてた)portal.nifty.com
マクドナルドに関する記事が挙がっていたので、その流れに乗りマクドナルド推しな内容で。

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僕は高専建築学科卒。
4年生のとき、自由応募でインターンシップ制度があったので、自分で電話をして交渉し、ある設計事務所で1ヶ月半、働かせてもらった。
その時の話を書く。

平成12年高専入学で、4年生だと2003年になるので、もう7年前になるのか。
その設計事務所は、1人の設計士の先生だけでやっている設計事務所で、東海地区を中心としたマクドナルドの設計をやっていた。
愛知、名古屋にあるマクドナルドの設計は、ほぼ全てその事務所がやっていると言っていい。
そのインターンシップの中で、マクドナルドの建築部門の担当者と話す機会があった。

マクドナルドは、昔はみんなが楽しむ場所だった。
でも最近(2003年当時)では、親子連れと一部のサラリーマンしか来ない。
食べるだけの場所でしかない。
楽しみたいなら、みんなスターバックスへいく。
マクドナルドを子供、若い人、サラリーマン、老人、みんなが楽しめる場所にしたい。
先生は、その理想実現のためのパートナーなんだよ。

当時の僕は、その関係がとてもすばらしく見えた。
理想を描く担当者の方も、それを実現している設計士の先生も。
だからこそ、僕は建築設計の道は諦めた。
僕には、10年後20年後の将来、その設計士の先生のような存在になるための「熱意」が足りない気がしたからだ。
でも、そのイメージだけは強く残っていたので、建築業界かIT業界か進路を迷った際、どちらがその「熱意」と「実現性」を持っているかで決めた。
2003年当時の担当者の理想は、2010年の今、実現しているように見える。
今でも、マクドナルドにいくと、その頃の思いをいちいち思い出して、感慨深くなってしまう。
こんなこと思うのは、僕だけなのだろうな。