空気が読めずつらいなら空気を作ってみる
こういうときは「分からないこといちいち聞くけど全然バッチグー!!な空気」をいかにして作るかがポイントだったりする。 / “「発達障害者には1から10まで説明しないと分からない」に対する違和感と反論 - ひびわれたまご” https://t.co/LKYmr4Cr6W
— Yusuke Makino (@mak_in) 2016年11月5日
以上、要約。
今でこそ「めちゃくちゃ空気の読める男」と呼ばれることが多いw僕だが、学生時代は皆の輪に上手く溶け込めずだいたい「空気の読めない男」と評されていた。
空気の読めない男だったが、人当たりは非常に良い人間だったので、とにかく数をこなすうちにいくつかの気付きがあり、その積み重ねで今のような形となった。
僕は、仕事では揉め事処理班な役割だったり、1人で飲みに行ってその場にいた色んな人と話したりする機会が多い。
その中で揉める/トラブルの原因は、だいたいが前提となる認識のズレから来る。
完全にツーカーの中でもよく起きるので、空気を読んで理解しあっていると思うのは実は錯覚、という意見はごもっとも。
だから、アンジャッシュのコントはコントとして成立する。Google
「(一応、念のための確認なんですが)、それって○○?(って理解で合ってますか)」
— 志乃⚠重版決定♥横から目線の育児本 (@shinoegg) 2016年11月5日
カッコ内を省いちゃうと、バカにされたり「そんなことも分からないのか」と誤解されると学んだ。
なので、この対応は非常に正しい。
だが、馬鹿にされるのは癪だ。不快だ。
なぜこちらが分からないことが分からず馬鹿にしてくる馬鹿なお前なんぞに馬鹿にされなければならないのか。
彼らに対する対処方法は簡単。
そもそも彼らは空気に支配されているので、こちらが空気を作ればよい。
日本人が往々として「空気を読む」という言葉に含む意味は「読む→従う」である。
これに気づくまでは、何か違和感があってもどうすれば分からずひたすら空回り、結果空気が読めない、と言われ続けていた。
多少読めたとしても従うものが何かまでは分からないからだ。
でも、これはその場で得られる情報だけでなく、経験から来るものが大きい。
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同じ経験をしたとしても、個人差(能力や性格、集団での立ち位置など)によって得られる経験値は違う。
ならどうすべきかというと、こちらに都合の良い空気を作ってしまえば、ほとんどの人は「読む→従う」。
こちらが作った空気に合わせた従う行動をすれば、相手をそれほど読まなくても空気を察しているように勘違いするのだ。
これにより空気を読むことが正確に出来なくても、「作る→従う(こちらが狙った同じパターンで)」ができれば、空気を読んだときと同じ結果になる。
今回で言えば、会話を始めたらすぐに先手を打つ。
「僕はよく間違えるから、君も聞いても良いよ。」と宣言したうえで、「えーと、君の名前は太郎だったよね」とわざとらしくこちらからわざと間違える。
「僕は細かいことが気になるから、君も聞いて良いよ。」と宣言したうえで、「僕の身長分かる?」「180cmじゃなくて179.9cmなんだよね」とわざとらしく細かいことを言う。
このテクニックは、本当に名前を忘れたときや初めて会った相手と会話を広げるときにも使えるので、一挙両得だ。
いちいち言葉に出して言うこと自体がコミュニケーションの一部だ、とすり込ませればこっちのもの。
あとは、超細かく聞いてもだいたい大丈夫。
上では軽い感じで書いたが、超揉めてるビジネスの場でも硬い感じで実際に多用しているので、公私ともに使える。
これでどうにかできるとは思わないけど、こういう考え方、アプローチもあるんだよ、という参考として書いてみた。