子どもは欲求に素直だ
子どもは欲求に素直だ。
生後10ヶ月の我が息子は、5ヶ月ぐらいで僕とワイフとの差が明確に分かるようになってきた。
僕はお遊び担当、ワイフはおっぱい&甘え担当。
僕ら2人の両方がいるとき、遊びたい気分なら僕に、おっぱいが欲しい、甘えたい気分ならワイフに寄っていく。
僕が息子と家でお留守番、ワイフが外へお出かけする機会をできるだけつくっているのだが、僕と一緒にいるときは息子は全くと言っていいほど泣かない。
しかし、ワイフが「ただいまー」と家に帰ってきた瞬間に泣き出し、甘えるため飛びついていく。
そして、おっぱいを飲んで、満足すると、ワイフを引き剥がし、また僕のところに近づいてくる。
まだ歩くこともしゃべることもできない癖に、自分が満足するよう画策して動いているように見えてしまう。
これじゃ、大の大人と変わらないじゃないか。
打算的と捉えるべきか、欲求に素直と捉えるべきか。
そもそも、大人と子どもの境界なんて曖昧なものなんだろう。
僕が昔から子どもウケが良いのは、子どもと大人の線引きをせず話すからだと思っている。子どもの頃、「男はつらいよ」が大好きな叔父さんが、いつも僕に「俺は1円玉のような男になりたい。元は1円以上するんだぜ」など小さな子どもでは分からない小話をしていたが、とても楽しかった印象があるから。
— Yusuke Makino (@mak_in) 2015, 10月 3