3歩歩けば人は変わる

子どもの頃から親に叩き込まれた教えがブログのタイトルです。基本思いついたときしか書きません。

条件が揃ってるのにモテない先輩

この前久しぶりに新人の頃に世話になった先輩と会った。
僕の同期が仕事仲間で飲み会をやってて、何故かそこに合流することとなり、その中に先輩がいた。
この先輩、見た目とか正確とか仕事とかに特に問題ないレアな独身男性だったので、何度か女性を紹介したことがあるのだが、あれから4,5年経つと言うのにまだ独身だった。

現在いい感じの関係に進展してる女性がいるらしく、クリスマスデートをやるらしい。
先輩の周囲の人間は皆「イケるでしょ!!」と言ってたが、どうも安心できない。
過去紹介した女性と先輩とのデートの結果を女性側から全て聞いていた身としては、成功するとは言えない。

先輩は、良い人で真面目だし、そこそこに身なりもしっかりしてるし、大手企業で働いてるし、仕事も気遣いもそこそこできる。
だからこそ、真剣に考えて上手くいきそうな女性を過去紹介してきた。
実際、デートした女性らは皆「あんなに条件の揃った男性はいない」と言った。

しかし一方で
「結婚するなら全てが良くて何も問題ないのに、なんで私は良いと思えないんだろ?
どうしよう、まっきー(ToT)」
と女性に頭を抱えながら相談、というか泣き付かれた。
色々ヒアリングした結果、先輩には弱点はないんだけど、同時に強み/決め球が弱かったようにも思えた。
結果、それらの女性と先輩は上手くいかなかったのだが、先輩を通して自己分析を周到にした結果か皆その後すぐに結婚した。

そんな先輩がクリスマスにデート、そしてそこでアプローチして関係を先に進めようとしてる。
しかし、デートがフレンチのレストランと聞いて少々嫌な予感がした。
完璧にこなそうとし過ぎで相手に弱点が見えず、失敗しない結果また失敗してしまうのではないか。

相手の女性と共通の友人だと言う女の子も同席してたので、どういう女性かを聞いた上で、アドバイスをした。
クリスマスは、とにかく"好き"の気持ちのテンションを最高潮に上げて相手にぶつける。
恐らく相手は反射的に一旦断るので、既に約束済みの大晦日にもう一回ぶつけて白黒付けろ、と。

人間関係を変える、特に恋愛関係だと失敗したくないので、自暴自棄の玉砕覚悟の突撃や慎重過ぎて石橋を叩き割ってしまいがち。
特に先輩の場合は慎重な性格により振る舞いを完璧にするが故に、結果相手に心が伝わりきらずに過去失敗したと分析してたので、バランスを調整するため多少アクティブにさせる必要があった。

相手を落とすために、相手と自分自身のメンタルをコントロールしながら関係を育んで行くか、を先輩に力説してたら、「お前は相変わらずで流石だわ」と褒められてるのか、呆れられてるのか分からないリアクションをされた。

元々先輩とは疎遠だったが、更に疎遠になるので、先輩に会うことはなかなか無い。
どうなるかは分からないが、先輩が楽しくやってくれれば、とは思う。
新人の頃を懐かしんで、その日は深酒をしてしまった。

腹が立ったので愚痴を書く

先週末にワイフが手術して無事終わった。

事前に職場に伝えてあったので休んだのだが、その直前にお客から苦情が来たらしく、僕名指しCC偉い人でお前ちゃんとやったのかメール。
ちゃんとやってたので思いっきり反論メールして休みに。
その後、休み中も連絡が来て、何かと落ち着かず。
今日会社に出て状況聞いたら
「状況が分からないから教えて」
「悪くないならいいや」
ふざけんなヨ!!!(# ゚Д゚)
僕ひとりでやったことじゃなく、チームリーダークラスのスペシャリストが少なくとも4人関わってたじゃねえか。
なんで誰も状況が分かんないんだよ。
分かってても言えない/言わない、視野が狭くて作業が何のためにやってるのか理解して無い、etc.....
指示されたことしかできない新人でも、もっとまともだぞ!いい加減にしろよ!いつまでしょうもないことやってるんだ!お客が文句言ってるのはこういう姿勢だよ!
と何故かヒアリングに来た部長に文句を言いまくった。

「そもそも論はお前の言う通りだ。ずっと続いていてどうしようもない。お前のように声を上げるやつがちゃんと交通整理して欲しい。」
と言われ、揉めてる状況をまた整理する立ち位置に任命された。
ってか、梅雨頃に同じくそもそも論の話をして改善しろよ!と僕が散々言って動こうとしたのにスルーしろって指示したのあんただろ!と思ったが、言葉は飲み込んだ。
結局責任者が部長から変わって他人事になったから言えるようになったわけで。
貧すれば鈍する、とは良く言ったものだ。
ここ数年この「交通整理」ってやつを何度やってるのだろう。

これに限らず年末にかけて何かに付けて災難がやってきそうな気配を第六感でビシビシ感じている。
色々興味深い誘いもここに来て数増えているが、年内は大人しくしようと決めた。

子どもが可愛いことに救われてる気がする

この1ヶ月色々なことがあった。

転職を決めたものの転職先のビジネスが気になって調べて思い付いたビジネス企画を役員にプレゼン&給料上げろ交渉したり、(企画は通ったけど、給料は後回しに)
ワイフのお腹にいた子が結局育ち切らず繋留流産( https://excefk.com/01_funin/keiryuryuzan/ )で手術することになったり、
そのために色々休んでる間に益々泥沼化する現職のプロジェクトで、欠席裁判で僕の仕事が原因でお客と揉めてると勝手に戦犯にさせられそうになり、イラつきつつも辞めると決めて良かったと改めて確信したり。

ストレスフルがまだまだ続く状態だけど、息子が可愛いからまぁいっか、と良い意味で諦められた場面/決断できた場面が何度もあった。
そんな思いをワイフに話したら、あーそうだよね、と。
子どもが精神安定剤になってて、いない状態だったら乗り越えられていたかどうか。

少し前一人で飲んでた時にお店のスタッフの若い子に、子どもができると頑張れるって言うけど本当ですか?と聞かれたことがある。
子どもができると、あらゆる視点の時間感覚が長くなる。だから、多くの人は将来のために頑張れる。僕の場合は子どもができる前は頑張り過ぎで無茶しすぎだったから、自分自身が長く持つように逆にブレーキを覚えたよ。
と答えた。

ちゃんと諦めるには、諦めても揺るぎない何かがないとなかなか難しい。